創業50年のアートネイチャーの歴史
アートネイチャーの設立者である阿久津三郎氏は床屋で販売する形に捕われず、かつら専門店としてアートネイチャーを創業したのです。阿久津三郎氏がヨーロッパで薄毛の人がサロンから出てくるときにはふさふさの毛髪をだったことを見たときに、日本にもかつらを普及する決意が生まれたようです。
そしてかつらだけに視野を置かず、創設から30年後には「マープ」という増毛法を編み出しています。人工毛への研究と改良を重ね現在のように自然な頭髪を演出するのには長い歴史と経験を要したのがわかりますね。
増毛は人工毛を使い、頭皮にある毛髪を増やすという意味ですが、更に現在生えている髪を更に強くしなやかなものにする育毛というものがあります。2000年以降アートネイチャーは育毛にも力を注いでおり育毛剤やヘアケア商品も数々手がけております。
また、男性かつらで人気を博したアートネイチャーですが、女性の薄毛の悩みも解消すべくレディースのヘアケアにも力をいれています。それだけでなく事故や病気で毛髪を失った子供にウィッグをプレゼントする奉仕活動も行うようになりました。
この長い歴史の間で薄毛で悩む全ての人の目線でアートネイチャーは「ふやしたいのは、笑顔です」をモットーに活動しているのです。
金具のかつらのトラブルを解決したマープ増毛法
かつらは太いピンなどを使用した金具でずれないよう対策が施されていました。しかし、かつらの端を髪にひっかけて留めるだけなので風に煽られたり、不意な事故でかつらに衝撃があるとずれたり、落ちたりということもあるのです。また金具の場合だと元からある髪を金具が引っ張ることにより毛根への余計なストレスになってしまったり、金具自体が肌を傷つける原因にもなっていました。
また金具だと空港の乗り降りの金属探知に引っかかってしまい、かつらの留め具が原因だということも自白せねばなりません。働く男性はアクティブに動かれる方や、転勤や出張で飛行機に乗られる方も多いので、薄毛だとバレるデメリットを持つかつらを使用するのは諸刃の剣だったのです。
しかし現在ではマープ法という新しい増毛法が開発されました。マープ増毛法はそもそもかつらを使用するものではないので、ずれたり落ちたりする心配がなくなります。
1本の自毛に人工毛を数本結び付けていく増毛法なので、かつらでのトラブルがない上に自分の地肌を他人に見せることができ自然な仕上がりを演出することができます。マープ増毛法は働く男性のために考えられた増毛法と言っても過言ではないですね。
マープ増毛法による維持費とその理由
マープ増毛法の維持費がどのぐらいかかるのか知っていますか?そしてどのようなことから維持費がかかってくるのかを詳しく説明していきたいと思います。
マープ増毛法は地毛の根元にに人工毛をくくりつける手法で行われており、アフターケアが必要になってきます。まずは毛が伸びるとくくりつけている場所もあがってくるので、一見すると人工毛も伸びているように見えます。なので人工毛をつけていても散髪が必要になってくるということです。
人工毛の散髪は美容院や床屋、または自宅でもすることができますが、アートネイチャーにも店舗があるのでご利用になられます。アートネイチャーの店舗では人工毛の結び目を根元に移動させる作業をした上で自毛をカットしてもらえるので、事情を知らない散髪やに通うよりかは安全かもしれません。しかしただ切るだけではないのでマープ増毛としての維持費はかかりますね。
そして毛には周期があり、毛の寿命は3〜5年です。マープ増毛法をしても地毛が抜けてしまったら結び付けている人工毛も一緒に、ということになるので毛が新しいサイクルに入るたびに人工毛は減っていきます。そういう理由により継続して増毛していく必要がある場合には維持費として必要になってきます。
増毛している範囲の広さにより維持費も変わってはきますが、実際にマープ増毛をされている方は20〜30代の男性も多くおられます。若い方でも継続していくことができるようなので手が届かないほど金額が高くなるわけではないようですね。
アートネイチャーなどの育毛サロンとは違い、医薬品による治療をお望みであればAGA病院をお勧めします。この場合は、月に1万〜3万程度が目安の治療費となります。育毛メソセラピーだと10万程度かかりますが、通常の内服薬と併用すると相乗効果が得られると評価されています。